第37回ファミリアバス活動報告2105.7/17~19
台風の影響もさほどなく、12ヶ所のお手伝いが出来ました。出発した時の不安な顔がもうその夜、また帰りのバスの中では、年齢も大分違うのに友達のように笑顔笑顔で話して明るいバスとなり戻りました。ボランティアの活動は技術でもありませんし、技量でもありません、気持ちだけあれば誰にでも出来る事です、忙し農家などのお宅のお手伝いに行っても、直接お手伝いでなくとも、そのお宅の子供と遊んだり、回りの雑草を取ったり、そのお宅の方がしっかり働く事が出来れば、それをサポートするのも充分以上なボランティアです、何をしに被災地に行くのですか?そうです笑顔を届けて、まだまだ同じ日本に住んでいる人ですから忘れていませんよ!の想いを伝えに来るだけです。
今回は中学2年生(3回目の参加)1人、高校1年生(2回目、3回目、初参加)3人と私の5人で参加させて頂きました。
今回参加の学生たち3人は、中高校生としてはベテラン?のメンバー。
初めて参加したときは「お手伝いをするんでしょ」「大人の人たちばかりで話が出来るかなぁ」など心配ばかりだったのですが、「何をさせてもらえるのだろう」「どんな人と会えるのだろう」と回を重ねるごとに心配が楽しみに変わってきたようです。
・宿泊先でスリッパきれいに並べたり
・夕食を食べたマグロ丼屋さんで、進んで食器洗いを手伝ったり
・バーベキューの後の食器洗いは私たち女子がやると、食べ終わったらすぐに洗い場に向かったり
これまでは、声をかけなければ動けなかった子どもたちが、作業以外の場所でも気がついたことはすぐに行動に移すことが当たり前の様にできていてとても逞しく見えました。
私自身、現地の方々から様々なことを教えてもらったり、いろいろな方々と出会えることが楽しくて時間を見つけてはボランティアに参加しています。昨年から現役の中学生も一緒に行ってくれるようになり、何か感じてくれたらと思っていましたが、今回同行した中学生、高校生がいろいろなことを体験する喜びを知ってくれたようでとても嬉しく思いました。
ボランティア東北ファミリアの鈴木さん、ドライバーの皆さん、参加者の皆さん本当のお世話になりました。また参加させて頂きますのでどうぞよろしくお願い致します。