第97回ファミリアバス活動報告2016.9/23~25
- 2016.09.27 (火)
- 活動報告
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上智大学の1・2年生16名がボランティア活動に来てくれました。上智大学は年間5・6回は何人もの団体で南三陸歌津を訪れてくれています、一年を通して上智大学の学生の姿の無い月はありません、これからも細く長く続ける意気込みで今回は1・2年生の団体で来ました、この学生達が上級生になりまた下級生を連れて南三陸を訪れてくれるようです。さて3日間しっかりとボランティア活動をし、学びもあり、食もありと盛りだくさんでした。一日目は三班に分かれてお手伝い(農業・漁業)、二日目は幼稚園の敷地回りの雑草取り、仮設住宅の雑草取り、全部流されてゼロから立ち上がって初めての物売りを始めた漁業のお宅、台風で流木など多くのゴミが打ち上げられてしまっている港の海岸清掃、三日目は農家ハウス内の清掃活動、地元の被災食堂で美味し夕食、津波被害でも立ち直した銭湯での入浴、復興商店街での夕食、被災地のお弁当屋さんからの美味しいお昼、海鮮BBQでサンマも食べて、等々しっかりと被災地を感じて、東北の良さも感じて、元気いっぱいに帰りました、若い力はこれからも必要です、いつでも来て下さいね、お待ちしています。
被災地も雨模様でした、今年は台風接近が多く、養殖用のイカダが流されてしまったお宅など被害が多くありました、岩手からワカメの種を購入するワカメ漁業の方は岩手の被害も心配していました。今回も笑顔いっぱいのお手伝いでした、菊の農家さんは年末用の菊の苗付け、ハウスが流されてしまった椎茸農家さんでは栽培のお手伝い、養殖イカダを流されてしまったお宅では修復作業のお手伝い、南三陸でブランド化したいネギの畑は雑草取りです。お手伝いのスピードはみんなまちまちです、早い方もいれば遅い方もいます、がそれ以上に嬉しいのは笑顔で地元の方々とお話しながらお手伝いです、被災地の方はお手伝いのスピードでなく一緒にいてくれる事を嬉しく大切に思っています、まだまだこれからです。
まだ東北は残暑です、お盆が過ぎてこんなに暑いのは記憶にないと、地元の方々もおっしゃっています。今回は日曜が5年半の月命日です、津波被害のあったお寺にお参り出来るようにお墓のお掃除をさせてもらいました、お彼岸が近づいています、お掃除をしながらお墓を見ると、命日が3月11日の方が多くあって辛いお掃除でした、と話したボランティアの方でしたが、お参りに来た方の「毎回ありがとうね」の言葉で重かった気持ちも和らいだようです、まだまだ本堂も仮設です本堂が完成するまでお手伝いを続けます。日曜は月命日を想いつつ頑張っている漁師さん達のイベントのお手伝いです、お店を出している方も買い物に来た方も笑顔いっぱいです、そんなお手伝いも心が和らぐボランティアです。